生理のなやみ

月経不順・生理不順

生理不順で婦人科を受診される方は大変多いのですが、実際にお話を伺ってみると、前回の生理がいつだったか正確には覚えていないという方が結構いらっしゃいます。
まずは、ご自分の生理日を手帳などに記録してみましょう。

生理周期とは、生理が開始した日を1日目と数えて、次回の生理が始まる前日までの日数のことを指します。医学的には周期が24日以内であれば頻発月経、39日以上であれば稀発月経と呼ばれ、ホルモン分泌の異常が考えられます。

生理がいつ来るかわからないと生活のスケジュールが立てにくいだけでなく、将来的な不妊や貧血(頻発月経の場合)、体調不良の原因となります。

まずは基礎体温を付けて、婦人科を受診してみましょう。

月経痛・生理痛

頭痛、腹痛、腰痛など、生理に関連して起こる痛みは、人によって様々です。

生理痛だから仕方ないと痛みを我慢する方が多いのですが、子宮筋腫や子宮内膜症などの病気が隠れていることもあります。エコー検査で1年に1回は子宮、卵巣に異常がないことを確認しましょう。

特に異常がないのに生理痛がひどい場合を機能性月経困難症といいますが、この場合も鎮痛剤を内服して痛みを抑えてあげることが必要です。

妊娠の希望がなければ低用量ピル(OC)を内服することで生理痛はかなり軽減できますし、低用量ピルを内服できない方には、漢方薬を用いた治療法もあります。

あなたに最適な方法で、つらい生理痛から解放されて元気な毎日を送りましょう。

PMS(月経前症候群)

生理が始まる2週間ほど前から起こる、イライラや頭痛、腹痛、むくみなど精神的、身体的に不快な症状をまとめてPMS(月経前症候群)と言います。

PMSがなぜ起こるのか、まだはっきりしていないことも多いのですが、排卵後に上昇する黄体ホルモンが原因のひとつだと考えられています。

症状のひどい方だと、体調が悪くて仕事に支障をきたすこともありますし、感情のコントロールができなくなって、周囲の人との関係に問題が起きてしまう場合もあります。

PMSは低用量ピル(OC)によるホルモン療法、漢方療法、抗不安薬など、症状にあわせた治療法がありますので、ひとりで悩まずにぜひ婦人科に相談にいらしてください。

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